個人事業主として働くということには、好きな場所で好きな時間に好きな案件をできるというメリットがあります。しかしその一方で、エンジニアとしてのスキル以外に、営業力やマネジメント力が必要な他、税金や保険や年金といった手続きも自分で行わなくてはなりません。それでは、個人事業主で働くエンジニアが単価の高い案件を得て高収入を実現するためには、どうすれば良いのかというと、4つのポイントがあります。

まず1つめは、客先常駐型の案件を探すという点です。個人事業主で受けられる案件には、通勤しなくてよい在宅型と、クライアント先へ出社して働く客先常駐型があります。在宅型は単発で単価も低めな案件が多いのに対し、客先常駐型は長期で単価も高めの案件が多く、継続して働きやすいためです。

2つめのポイントは、案件をかけもちするという点です。スケジュール管理をしっかり行えないと、納期に間に合わないなどの問題が起きてしまいますが、仕事に慣れてスケジュール調整できるようになれば、かけもちすることによって高収入が期待できるでしょう。

3つめは、需要の高いプログラム言語を習得するという点です。需要が高いということは案件が多いということであり、案件を探して受注しやすくなるためです。独学で難しい場合にはプログラミングスクールで学ぶと良いでしょう。

4つめは、営業スキルを磨くという点が挙げられます。案件の獲得にエージェントサービスを利用するのも1つの方法ですが、実務経験や実績を重ねて安定してきたら、営業スキルも身につけて人脈を広げて紹介を受けるなどした方が、条件の良い案件を受けられる可能性が高いです。